数年前、まだ我が家にテレビがあった頃・・・
伊達公子さんの現役復活までのドキュメンタリー番組をみました。
現役時代の伊達公子さんにはほとんど興味がなく、
たまにニュースでお見かけする程度でした。
その伊達さんが37歳か38歳のときに
「テニスをしたい」という情熱に突き動かされて
また、10数年という時間を経て、再び現役を目指すわけです。
そのドキュメンタリーを見たときから、
なんとなく、気にかかる人の一人になりました。
現役から離れていた時間の長さもそうですが、
ほぼ40歳に近い年齢・・・
精神的には円熟期にあたりますが、
身体は確実に 「老年期」に向かいつつあるわけです。
筋力は衰えが始まり
疲労の回復にも時間がかかる・・・
プレー中の敏速な動きは、若手には到底かなわない・・。
彼女はそれを冷静に受け止め
身体的な衰えを、精神力や経験でカバーするという方向にシフトして、
今やロンドンオリンピックに日本代表として参加するまでに復活されました。
40歳という年齢の体は、がむしゃらにやっているだけでは、
すぐに壊れてしまいます。
毎日、毎日のケアが大切。
体の声を聞いてあげることが、大切。
そして、無理をしないことも大切。
この「進化する強さ」には
そういった伊達さんの40を超えて現役を続けるための
日々の努力、年齢からくる体力の衰えとの向き合い方なども書かれています。
この本とあわせて、伊達さんのブログも読ませていただくようになりましたが、
試合の前後はもちろんのこと、日々、自分の体の状態と向き合い、
ベストなケアをしていらっしゃる。
ただ、「がんばろー」「がんばろー」だけでなく、
体の状態によっては
「引く」ことも選択される。
その伊達さんの考え方に、とても多くのことを学ばせていただいています。
これから、40代半ばから50代に向かって、
女性としては、とても大きな体の変化が訪れます。
そういった中で、伊達さんがどうやって、ケアをされていくのかは
同じ世代の女性としては、とても気になるところです。
この本に書かれていることで、
ひとつだけ、ご紹介したいことがあります。
それは、
「習慣を持つことは大切」という部分です。
アスリートである伊達さんは
毎日、同じ時間に同じメニューのストレッチなどをされます。
どんなことがあっても、絶対に欠かさないのだそうです。
それは、「今日の自分を知るために大切だから」だそうです。
同じことをしていても、気持ちや体調、お天気などによって、まったく違った感じをうける。
その「違い」を知って、ベストなケアをして、
その日に備えるのがとても大切だと書かれています。
それは、ストレッチだけでなく、生活のちょっとした習慣などからも、
感じ取っていらっしゃるそうです。
私も、
毎朝の習慣の一つに
部屋の雑巾がけがあります。
起きて、珈琲を飲んだら、お部屋全体を雑巾がけするのです。
こうやって、体の筋肉を温めているのですが。
同じ雑巾がけでも、
体調のいい日と悪い日はかかる時間や仕上がりがまったくちがいます。
ひどく疲れているときは
なかなかスタートできないときもあったり。。。
体調が良いと思っていても
段取りがうまくいかなくて、時間がかかったりすることもあります。
そういう時は、午後になってから頭痛がしたりします。
この雑巾がけが、自分の体調のバロメーターになってくれるので、
毎日欠かさず行っています。
できないときは、かなり体調が悪い時。
そういう日は、家事もお休みをして、しっかりと休養します。
仕事がある日は、お薬を飲んだりすることも必要になるので、
その判断も早くつき、お客様にはいつもと変わらない施術をできるように
備えることもできます。
私は一度この判断をあやまって、ひどい施術になってしまったことがあります。
お客様は何もおっしゃいませんでしたが、その後、足が遠のかれてしまいました。
今でも「大変申し訳なかったなあ」と思います。
そういうことが、起こらないように、今では、朝の雑巾がけでの
自分の感覚をとても大切にしています。
皆さんも
何か一つ毎日の習慣を
ご自分の体調のバロメーターに使ってみるといいかもしれません。
通勤で、家から駅まで歩いていくまでの時間だったり、
そのときの体の感覚だったり・・
ほんのちょっとした体の変化に気づくために何かを習慣にすることも、
心や体の健康を保つためには大切なことなんですね。